旧字集落の集会施設の清掃から

 我が「ぎゃらりー」、つまり自宅のある場所は、日光街道(16号)沿いにある拝島という旧宿場町の字集落森の上と呼ばれる地域です。旧宿場の街道筋に住む人たちの言葉をかりれば、新開地にあたる地域です。昨日は、その森の上にある町会の集会所(公会堂)の清掃当番でした。昭島市域には、旧村の字と呼ばれた地域の町会(自治会)にはその地域の住民の寄り合いの場所が沢山あります。なかには公民館と呼称していた集会所も幾つかありましたが、集会所の建て変えの時に、呼称を自治会館とか集落の名前をとって○○会館と呼んでいる所もあります。
 多摩地域には、よく調査すれば、いわゆる自治公民館とよばれる施設が相当数存在したのではないかと推察しています。先日も町田市のある地域にこの公民館の看板を掲げている地域を見つけ、調査にいったという話を聞きました。
 話を元に戻しますが、我が町会は、一〇数年前までは町会の本部役員もしていて、公会堂の建て替えに関わり立替の基金の寄付を集めた経験がありますが、この寄付をお願いが、当時町会加入の会員が、700戸を超えていたところ600戸に激減し、今日では350戸に減っています。ちなみに、この森の上地域にある住宅は、当時で約1,000戸、現在はそれよりも2割かた増えています。
 町会の会員も子どもたちが成長し地域を離れ、高齢化が進んでいます。一般役員(理事、幹事)は、年ごとに持ち回りですが、順番がくると町会を離れる人があとを絶ちません。そんな訳で町会の清掃も月ごとの町会内9班が持ち回りで清掃をしています。この清掃も理事と幹事の仕事です。清掃が終わってお茶飲み会を少々、ご近所の久しぶり顔あわせに花が咲きました。ご近所様は黙っていても近隣の変化に気づきながら、会話することがなくなっていることを確認しあいました。こんな日常の小さな出来事ですが、いろいろ感じることがありました。とめどもない話ですが、これでお終い。
 
 最後に我が家で取れたトマトです。